Ogawa(オガワ)は、アウトドア用品などを製造・販売している日本のメーカーです。その中でも、アウトドア愛好家には欠かせない商品のひとつがOgawaのテント「ファシル」です。この記事では、「ファシル」の特徴やメリット、デメリットなどを網羅的に紹介します。実際に購入してファミリーキャンプで使ってみた感想なのでぜひ参考にしてみてください。
この記事が参考になる方
・ファミリーキャンプに適したテントを探している方(特に3-4人家族におすすめ!)
・設営が簡単なテントを探している方
・通気性が良いテントを探している方
・Ogawaのテントに興味がある方
・ファシルが気になっている方
Ogawaテント「ファシル」の特徴

・クロスポールの強度・シンメトリーの美しさを併せ持つツールームテント。
・全方向フルメッシュで、シェルター使用にも快適。
・同一4本のクロスポールが設営をシンプルにし、強度を確保。
・インナーテントは左右どちらにも取り付け可能。
・雨の日でも換気可能なベンチレーション付き。
・寝室もリビングも、これまでにないジャストなサイズ感で抜群な居住性を演出。
Ogawaテント ファシルの基本情報
重量 | 13.6kg(付属品除く) フライ:約6.0kg、インナーテント:約2.7kg、 ルーフフライ:約0.6kg、ポール:約4.3kg 付属品約3.1kg |
素材 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金φ14.5mm、7.9mm |
収納サイズ | 72×32×32cm |
カラー | サンドベージュ×ダークブラウン |
付属品 | ルーフフライ1枚、張り綱2.5m×8本、アイアンハンマー1丁、 スチールピン25cm×22本、収納袋 |
価格 | 129,800円(公式オンラインストア) |
Ogawaテント「ファシル」がファミキャンにおすすめな理由

組み立てが簡単
OGAWA テント 「ファシル(Facil)」はスペイン語で「簡単」という意味でその名の通り簡単に組み立てることができます。設営にかかる時間はおおよそ15分で、専門的な技術が不要です。また、取り扱いやすく、コンパクトに収納することができるため、アウトドアでの持ち運びにも大変便利です。
防水性が高い
OGAWA テント ファシルは、優れた防水性を誇ります。雨天時にも安心して使用することができ、水滴や雨粒がしみ込むことなく、中の空間を乾燥させることができます。また、紫外線にも強く、長期間使用しても劣化が少ないため、耐久性にも優れています。

ポリエステル素材のためコットン素材に比べて水を弾きやすいです。
通気性が良い
OGAWA テント ファシルは、通気性に優れています。全方向をフルメッシュにすることが可能で、風通しの良い設計になっており、内部にこもった熱気を外に逃すことができます。これにより、夏場の蒸し暑い日でも快適に過ごすことができます。
冬場のストーブ使用時の換気をする際にも役立ちます。



全方向メッシュはかなり魅力的だね
シンプルさがゆえ気品がある
Ogawaのテントの中でもシンプルな構造をしている「ファシル」。シンメトリー構造で、Ogawa特有のアースカラーが気品さを演出してくれています。所有者の所有欲を満たしてくれること間違いなしです。
以上のように、OGAWA テント ファシルには、簡単な組み立て、高い防水性、良好な通気性といった特徴があります。
しかしながら、購入を判断する際にはメリットだけでなく、デメリットもしっかりと把握して納得した上で購入することが大切です。OGAWA テント ファシルのデメリットは、以下のような点が挙げられます。
Ogawaテント「ファシル」のデメリット3選


冬場は少し寒いかも
ファシルに限らず、ポリエステルの特性上、コットン素材やポリコットン素材と比較して冬場は少し寒く感じるかもしれません。しかし、冷気を防ぐスカートは完備していますし、冬場は寝る直前までストーブなどでテント内を暖めておくと快適に過ごすことができます。テント内がコンパクトなため、中の空気を効率的に温めることが可能です。
ストーブを使用する際は一酸化炭素中毒に注意して、こまめな換気や一酸化炭素チェッカーなどを使用して事故を未然に防ぐようにしましょう。
朝方の結露は避けられない
ポリエステル素材の宿命とも言える朝方の結露はファシルでも免れることはできません。
しかし、ファシル自体の通気性が良いので全面メッシュにして換気をすればテントの乾きも早いです。
朝方はフルメッシュにしてその間にテント内外のキャンプ道具の撤収をして、最後にテントを片付けるようにすれば、効率的な撤収をすることができます。
大人数だと狭いかも
ファシルは公式では4人までが適した人数になります。大人数でのキャンプをする方にとっては手狭に感じるかもしれません。
実際に使用してみたところ大人3人までなら快適に過ごせる印象です。大人2人子供2人のファミリーキャンプにファシルは最適な選択肢です。



我が家では大人2人と小さな子供1人で快適なキャンプをすることができています。
人によっては重さを感じることも
重量もやや重く、運搬には車などが必要です。そのため、バックパッキングなどの長距離を歩くアウトドアには向かないかもしれません。
しかし、我が家が所有するハイランダーのグランピアンtcと比較するとだいぶ軽く感じます。(グランピアン重量約21.2kg)ファシルの重量は付属品を除いて13.6kgと個人的には許容範囲内かなと感じています。
ハイランダーグランピアンtcの購入レビューは下記の記事を覗いてみてください。
初テント買いました!ファミリーキャンプ初心者がHilanderグランピアン ポリコットンを選んだ理由
価格が高め
Ogawaのテント全般的に言えることですが、そのOgawaのブランド力と高品質さゆえに価格は他のアウトドアメーカーと比較すると少し高めに設定されています。
キャンプをこれから始めようとする方にはなかなか躊躇してしまう価格設定ですよね。
しかし、いつものキャンプをより快適に過ごすことができますし、私自身購入して後悔したことはないです。
もしも使用して自分には合わないと思い手放す際にも、ブランド名があるので高値で売ることもできます。
ファシルのプラスαの嬉しい情報
ファシル購入時にはペグハンマーも付属しています。テントを購入してすぐにキャンプを始めることができるので、これはとても嬉しいですよね。
このペグハンマーが意外と使いやすく、見た目もオールブラックでシンプルなのにかっこいいです。
もちろんOgawaの純正のペグハンマーです。
我が家ではファシルを買う前に同じものを購入して使用していました。
まとめ
以上のように、OGAWA テント ファシルには、多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。使用するシーンや目的に合わせて、適切な選択をする必要があります。
総括すると、OGAWA テント ファシルは、簡単に組み立てられ、高い防水性や通気性、耐久性があり、様々なアウトドアシーンで使用することができます。ただし、広さに限定があることやポリエステル素材の特性や重量などのデメリットもあるため、使用目的やシーンに応じて適切に選択する必要があります。
我が家では結果購入して大満足です。これからも「ファシル」とキャンプで家族との思い出を作っていきます。
少しでも参考になれば幸いです。
それではまた。
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